昨日届いたAR.Droneを飛ばしてきました。
ここではAR.Droneを飛ばすための手順なんかを交えて説明したいと思います。
手順といっても、公式サイトの動画を参考にすれば、めちゃめちゃ簡単です。
まずは、AR.Droneをコントロールするためのアプリ(Free Flight)をApp Storeよりインストールします。これがないと何も始まりません。
ちなみに、AR.Droneが準備できていない(電源が入っていない、接続していない、そもそもブツがない)状態でこのアプリを起動すると、こんなエラー画面がでます。
AR.Drone側の準備としては、バッテリーをつないでハル(コックピット保護カバー)を装着するだけです。AR.Drone本体には電源スイッチがないみたいで、バッテリーをつなぐだけで準備完了です。
AR.Drone側の準備ができたらiPhone側の設定を行ないます。
iPhoneとAR.DroneはWi-Fiで接続します。AR.DroneがWi-Fiのアクセスポイント(親機)になるので、飛ばすために無線ルーターが必要とかいうことはありません。AR.Droneが正常に起動していれば、iPhoneから、「ardrone_xxxxxx」(xxxxxx部分はシリアルNoでしょうか?)というアクセスポイントが見えるので、そこに接続します。
公式サイトの動画では、「機内モード」をONにしていました。おそらく、飛ばしている最中に電話なんかがかかってきた場合に制御できなくなる可能性があるんでしょうね。
iPhoneをAR.Droneの接続が完了したら、アプリを起動します。
Connectingが緑になっているので接続できている状態です。
で、Checking versionも正常であれば下の画面が出てきます。
ヘリポートが写っていますが、これはカメラの映像が送られてくればそちらに切り替わります。
画面の見方
左上のアンテナでWi-Fiの強度を表示しています。
中上にEMERGENCYボタンがあります。このボタンを押すと、モーターが緊急停止するそうです。ちなみに、どこかにぶつかって墜落したり、着陸に失敗して姿勢が崩れた場合にはRESETボタンに切り替わります。ここがRESETボタンになっているときは離陸できなくなるので、水平な場所に置き直してRESETボタンを押すことで再度飛ばすことができます。
右上は見ての通り、AR.Droneのバッテリー残量ですね。
アンテナの下にあるギヤのボタンで設定画面を開きます。
設定画面を開いている場合はAR.Droneの操縦ができないので、着陸中に開くのが無難ですね。飛行中に設定画面が開くかどうか、開いたらどうなるのかは怖いのでやってません。
設定の下にあるボタンでカメラの切り替えを行ないます。AR.Droneにはフロントカメラとボトムカメラの二つが搭載されているので、これを切り替えます。
初期状態ではフロントカメラの映像が表示されています。
ボトムカメラに切り替えたところ
両方のカメラの画像を同時に表示することもできます。
その場合は、メインカメラの映像が全画面表示され、小窓にサブカメラの映像が表示されます。
メイン:フロントカメラ、サブ:ボトムカメラ
メイン:ボトムカメラ、サブ:フロントカメラ
飛ばす前に、設定画面より各種設定を行う必要があります。
設定画面を開くとこんな感じになります。
設定する項目が結構あります。とりあえず室内での初飛行なので、
・Control Level = beginner
・Altitude Limited = ON
・Outdoor Shell = OFF
・Outdoor Flight = OFF
・Yaw Speed = 40.00(最低)
・Vertical Speed = 200.00(最低)
・Tilt = 5.00(最低)
・Trim Select = Auto
という設定にしました。
ちなみに、Yaw Speed、Vertical Speed、Tiltあたりの設定で、AR.Droneの移動スピードが変わるらしいです。左にいくほどゆっくり、右にいくほど早く動くようになります。(この辺は適当なんで、正確には公式サイトで確認してください)
設定が完了したら、Flat Trimを押してからOKで設定を抜けます。
ここまで設定できたら、いよいよ飛ばしてみます。
が、飛ばす前に、周りが安全かどうか、AR.Droneが水平な場所に置いてあるかを確認します。
4つのローターも、どこにも干渉せずに回ることを確認します。
とりあえず、説明のためにもう一度最初の画像を貼っつけておきます。
まずは離陸します。
離陸するためには、中央下の緑のボタンを押します。
離陸ボタンを押すと、AR.Droneの4つのローターが回りだします。かなりやかましいです。夜に飛ばすと近所迷惑になりそうな音がします。
自動で離陸するので姿勢が安定するまで待ちます。風がすごいです。会社の空きスペースで飛ばしたら埃が舞ってました。
姿勢が安定するまで、といっても、風にあおられているのか結構フラフラしています。
離陸に成功したら、とりあえず上昇、下降をやってみます。上昇、下降は、右下の丸いボタンで行ないます。内側のすこし明るい部分がアナログスティックみたいに動きます。
このアナログスティックを上に動かすと上昇、下に動かすと下降します。
左右に動かすと、その場で回転します。
次は移動してみます。
移動するためには、左側の丸いボタンを押したままiPhoneを前後左右に傾けます。前に傾ければ前進(フロントカメラ側)、後ろに傾ければ後退という具合に、iPhoneを傾けた方向に移動します。移動を止めたい場合はボタンから手を離せば止まります。
ちなみに、初飛行ではこの移動が一番難しかったです。コツをつかむまでは「おーい、どこ行くんだー?」状態です。
最初のうちは、AR.Droneの真後ろ(フロントカメラの逆側)に立って、AR.Droneの向いている方向と自分の向いている方向を合わせて練習したほうがコツがつかみやすいと思います。
一通り動かしたら、着陸します。
離陸ボタンと着陸ボタンが同じボタンなので再度離陸ボタンを押すとその場に着陸します。勢い良く着陸してくれます。着陸というよりも墜落に近い速度で着陸してくれます。
思う存分(と言っても、バッテリーフル充電で15分程度ですが)遊んだら片付けます。
片付ける場合は、まずアプリを落としたほうが無難です。アプリを立ち上げっぱなしにしていると、AR.Droneをいじっている最中に間違って離陸ボタンに手が触れるとローターが回り出します。かなり危険です。
AR.Droneには電源スイッチがないので、電源を落とすにはバッテリーを外します。あとは保管場所に片付けて終了です。
AR.Droneからバッテリーを外すと当然Wi-Fiのアクセスポイントが消えます。僕は普段からiPhoneのWi-FiはONで運用しているので特にWi-Fiをいじる必要はありません。
機内モードにした人は忘れずにOFFにしておきましょう。
初飛行の感想は、めちゃめちゃ面白い!
ただし、一人でFree Flightのみで飛ばしているとそのうち飽きると思います。購入を検討されている方は、一緒に買ってくれる人を探す(道連れにするとも言う)と、対戦アプリも出るそうなので長く楽しめるかと思います。
最後に、
飛ばす場合はなるべく、平らな場所が広く続いている場所で飛ばすことをおすすめします。
というのも、高度の調整の仕方の問題(というか仕様)のせいか、段差なんかがあると姿勢を乱します。床から離陸して机などの上空に移動すると、机の高さだけ高度が一気に上がって天井にぶつかって墜落したりします。
あと、僕は今回は室内ということで、最低スピードの設定で飛ばしましたが、ある程度のスピードで操作したほうが楽しめると思います。
ここではAR.Droneを飛ばすための手順なんかを交えて説明したいと思います。
手順といっても、公式サイトの動画を参考にすれば、めちゃめちゃ簡単です。
まずは、AR.Droneをコントロールするためのアプリ(Free Flight)をApp Storeよりインストールします。これがないと何も始まりません。
ちなみに、AR.Droneが準備できていない(電源が入っていない、接続していない、そもそもブツがない)状態でこのアプリを起動すると、こんなエラー画面がでます。
AR.Drone側の準備としては、バッテリーをつないでハル(コックピット保護カバー)を装着するだけです。AR.Drone本体には電源スイッチがないみたいで、バッテリーをつなぐだけで準備完了です。
AR.Drone側の準備ができたらiPhone側の設定を行ないます。
iPhoneとAR.DroneはWi-Fiで接続します。AR.DroneがWi-Fiのアクセスポイント(親機)になるので、飛ばすために無線ルーターが必要とかいうことはありません。AR.Droneが正常に起動していれば、iPhoneから、「ardrone_xxxxxx」(xxxxxx部分はシリアルNoでしょうか?)というアクセスポイントが見えるので、そこに接続します。
公式サイトの動画では、「機内モード」をONにしていました。おそらく、飛ばしている最中に電話なんかがかかってきた場合に制御できなくなる可能性があるんでしょうね。
iPhoneをAR.Droneの接続が完了したら、アプリを起動します。
Connectingが緑になっているので接続できている状態です。
で、Checking versionも正常であれば下の画面が出てきます。
ヘリポートが写っていますが、これはカメラの映像が送られてくればそちらに切り替わります。
画面の見方
左上のアンテナでWi-Fiの強度を表示しています。
中上にEMERGENCYボタンがあります。このボタンを押すと、モーターが緊急停止するそうです。ちなみに、どこかにぶつかって墜落したり、着陸に失敗して姿勢が崩れた場合にはRESETボタンに切り替わります。ここがRESETボタンになっているときは離陸できなくなるので、水平な場所に置き直してRESETボタンを押すことで再度飛ばすことができます。
右上は見ての通り、AR.Droneのバッテリー残量ですね。
アンテナの下にあるギヤのボタンで設定画面を開きます。
設定画面を開いている場合はAR.Droneの操縦ができないので、着陸中に開くのが無難ですね。飛行中に設定画面が開くかどうか、開いたらどうなるのかは怖いのでやってません。
設定の下にあるボタンでカメラの切り替えを行ないます。AR.Droneにはフロントカメラとボトムカメラの二つが搭載されているので、これを切り替えます。
初期状態ではフロントカメラの映像が表示されています。
ボトムカメラに切り替えたところ
両方のカメラの画像を同時に表示することもできます。
その場合は、メインカメラの映像が全画面表示され、小窓にサブカメラの映像が表示されます。
メイン:フロントカメラ、サブ:ボトムカメラ
メイン:ボトムカメラ、サブ:フロントカメラ
飛ばす前に、設定画面より各種設定を行う必要があります。
設定画面を開くとこんな感じになります。
設定する項目が結構あります。とりあえず室内での初飛行なので、
・Control Level = beginner
・Altitude Limited = ON
・Outdoor Shell = OFF
・Outdoor Flight = OFF
・Yaw Speed = 40.00(最低)
・Vertical Speed = 200.00(最低)
・Tilt = 5.00(最低)
・Trim Select = Auto
という設定にしました。
ちなみに、Yaw Speed、Vertical Speed、Tiltあたりの設定で、AR.Droneの移動スピードが変わるらしいです。左にいくほどゆっくり、右にいくほど早く動くようになります。(この辺は適当なんで、正確には公式サイトで確認してください)
設定が完了したら、Flat Trimを押してからOKで設定を抜けます。
ここまで設定できたら、いよいよ飛ばしてみます。
が、飛ばす前に、周りが安全かどうか、AR.Droneが水平な場所に置いてあるかを確認します。
4つのローターも、どこにも干渉せずに回ることを確認します。
とりあえず、説明のためにもう一度最初の画像を貼っつけておきます。
まずは離陸します。
離陸するためには、中央下の緑のボタンを押します。
離陸ボタンを押すと、AR.Droneの4つのローターが回りだします。かなりやかましいです。夜に飛ばすと近所迷惑になりそうな音がします。
自動で離陸するので姿勢が安定するまで待ちます。風がすごいです。会社の空きスペースで飛ばしたら埃が舞ってました。
姿勢が安定するまで、といっても、風にあおられているのか結構フラフラしています。
離陸に成功したら、とりあえず上昇、下降をやってみます。上昇、下降は、右下の丸いボタンで行ないます。内側のすこし明るい部分がアナログスティックみたいに動きます。
このアナログスティックを上に動かすと上昇、下に動かすと下降します。
左右に動かすと、その場で回転します。
次は移動してみます。
移動するためには、左側の丸いボタンを押したままiPhoneを前後左右に傾けます。前に傾ければ前進(フロントカメラ側)、後ろに傾ければ後退という具合に、iPhoneを傾けた方向に移動します。移動を止めたい場合はボタンから手を離せば止まります。
ちなみに、初飛行ではこの移動が一番難しかったです。コツをつかむまでは「おーい、どこ行くんだー?」状態です。
最初のうちは、AR.Droneの真後ろ(フロントカメラの逆側)に立って、AR.Droneの向いている方向と自分の向いている方向を合わせて練習したほうがコツがつかみやすいと思います。
一通り動かしたら、着陸します。
離陸ボタンと着陸ボタンが同じボタンなので再度離陸ボタンを押すとその場に着陸します。勢い良く着陸してくれます。着陸というよりも墜落に近い速度で着陸してくれます。
思う存分(と言っても、バッテリーフル充電で15分程度ですが)遊んだら片付けます。
片付ける場合は、まずアプリを落としたほうが無難です。アプリを立ち上げっぱなしにしていると、AR.Droneをいじっている最中に間違って離陸ボタンに手が触れるとローターが回り出します。かなり危険です。
AR.Droneには電源スイッチがないので、電源を落とすにはバッテリーを外します。あとは保管場所に片付けて終了です。
AR.Droneからバッテリーを外すと当然Wi-Fiのアクセスポイントが消えます。僕は普段からiPhoneのWi-FiはONで運用しているので特にWi-Fiをいじる必要はありません。
機内モードにした人は忘れずにOFFにしておきましょう。
初飛行の感想は、めちゃめちゃ面白い!
ただし、一人でFree Flightのみで飛ばしているとそのうち飽きると思います。購入を検討されている方は、一緒に買ってくれる人を探す(道連れにするとも言う)と、対戦アプリも出るそうなので長く楽しめるかと思います。
最後に、
飛ばす場合はなるべく、平らな場所が広く続いている場所で飛ばすことをおすすめします。
というのも、高度の調整の仕方の問題(というか仕様)のせいか、段差なんかがあると姿勢を乱します。床から離陸して机などの上空に移動すると、机の高さだけ高度が一気に上がって天井にぶつかって墜落したりします。
あと、僕は今回は室内ということで、最低スピードの設定で飛ばしましたが、ある程度のスピードで操作したほうが楽しめると思います。
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