Java One Tokyoのエントリで軽く触れたvisageを触ってみました。
で、触ってみた感想ですが
「JavaFX on Android」に釣られて触ってみたけど、JavaFX Scriptじゃねーか!(いや、サイトを読めばわかる話ですが...)
AndroidにはUIをxmlで定義できる機構があるのに、わざわざJavaFX Scriptで書く必要性とは...(JavaFX Script使いがAndroidを触るにはいいかもしれないけど、新規でJavaFX Scriptを覚えてまでやる必要があるかと言われればモゴモゴ)
某@skrbさんもおっしゃっていますが「ネタとしてはおいしい」(LTが1本できる程度?)
※あくまでも個人の感想であり、うんたらかんたら
で、JavaFX Scriptであるということには途中で気がつきましたが、途中でやめるのは悔しいので一応Hello Worldが動くところまではやってみました。
やった内容は、Getting Startedページの
What turns an Android application into a Visage application?
ってところ
※前提条件
- Androidの開発環境を整えている(Eclipse)
- visageのサイトよりVisage-2.0alpha1.zipをダウンロードしてセットアップしている
※本ページの内容はAndroid SDK Tools r16、ADT 16.0.1で確認しています
上記ページの手順通りに進めていけば(Hello Worldくらいなら)簡単にできました。
普通のAndroidアプリの作成手順と異なる点としては、
- 3. のライブラリをexportする設定が必要(使用するライブラリによっては通常のAndroidアプリでも必要?)
- 4. の *.visageファイルをexportの除外リストに追加する
- 5. の visage用のAnt BuilderをAndroid Package Builderの前に起動するように追加する(visage用のAnt Builder用xmlは上記ページの下部に記載されてるからそれをコピペする)
- 6. の(おそらくvisage用Ant Builderが認識できるように)visage.propertiesを作成する(これもページ下部に記載されてるからコピペして自分の環境に合わせたパスに変更する)
- 8. のlibフォルダを作成する(追加のライブラリ等を入れるのではなく、空フォルダを作成するのですが、これがないとvisageのAnt Builderが動かない)
で、作成したプロジェクトをGitHubで公開しています
※自由に使ってもらって構いませんが、どこかに公開する場合はPackage名は変更してください。
(Getting Startedの各手順ごとにCommitしてますけど、そこまでやる必要もなかったかな...)
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